Aki’s Diary

あいにくご期待に添えません

The Strokes “Last Nite”

昨日の夜 あの子は言った
「ねえ、サイテーの気分よ」
そしてぼくはウンザリして
突き放されたような気分だった

だからぼくは、ぼくは背を向けたんだ
なあ、もうかまってあげないよ
きっとだ
ぼくはそのドアを出ていく

それから、ぼくは
ほんの15分ほどのあいだずっと
街にいた

なあ、サイテーの気分だよ
そしてぼくにはどうしてかわからない
ぼくは何マイルも歩きつづける

だけどみんな
みんなにはわからない
ガールフレンドたち
だめだ あの子たちには理解できない

きみの孫息子たち
彼らにはきっとわからない
そのうえ
ぼくには絶対わからない

昨日の夜 あの子は言った
「ねえ、そんなに落ち込まないでよ」
そしてぼくはウンザリして
突き放されたような気分だった

だからぼくは、ぼくは背を向けたんだ
なあ、大丈夫だよ きっとよくなる
大嘘だった
その夜ぼくはあの子を置き去りにしたんだから

みんな
みんなにはわからない
ガールフレンドたち
だめだ あの子たちにはわからない

宇宙船乗組員
彼らにはきっとわからない
そしてぼく
ぼくには絶対わからない

昨日の夜 あの子は言った
「ねえ、サイテーの気分よ」
ぼくはあの子に嫌気が差していて
突き放されたような気分だった

だからぼくは、ぼくは背を向けたんだ
リトル・ガール、もうかまってあげないよ
きっとだ
ぼくはそのドアを出ていく

リアリティがうすいから、「〜わ」とか「〜よ」とかの女言葉はなるべく使いたくないんだけど、ほかにいい言い方が思いつかなかったのでしぶしぶ使った。「baby」は親しみをこめた呼びかけだと思ったので、日本語だとこうかなと思って「ねえ」/「なあ」にしたけど、割とうまくいった気がする。そのぶん、うまく言い換えられなかった「リトル・ガール」が浮いてしまった感じがするけど。